お知らせ
歴史講演会「絵で見る北海道の歴史~小玉貞良、蠣崎波響、松浦武四郎を中心に」を開催
2023年10月30日
気持ちのいい秋晴れとなった10月12日、旧相馬家住宅の大広間で、歴史講演会「絵で見る北海道の歴史~小玉貞良、蠣崎波響、松浦武四郎を中心に」を開催、60名を超える方がご来館くださいました。
講師の五十嵐聡美さん(北海道立近代美術館学芸部長)は、7年間の北海道立函館美術館時代からのご縁で、函館のことを「新旧和洋、いろいろな魅力にあふれる『宝石箱』のような街」とお話しに。旧相馬家住宅所蔵の文化財にも言及しながら、アイヌ絵の見方について興味深いお話をいただきました。
絵の中に登場するアイヌは、何を見て描かれたか
アイヌ絵は何のために描かれたか
「絵を見る」のではなく、「絵から読みとる」ことが大切
当日は、大泉潤函館市長もご来館。「重要文化財指定5周年、おめでとうございます。大好きな旧相馬家住宅の大広間で、庭を眺めながらの講演会は素晴らしい。秘かなお気に入りは、旧イギリス領事館の庭から見上げる旧相馬家住宅の姿」と、ごあいさつをいただきました。
オーナーの東出伸司からは、「この屋敷と出会ったのも運命。これから新しい体制を模索しながら、さらに大切に守っていく。どうぞお力をお貸しいただきたい」とごあいさつ。旧相馬家住宅・柊(ひいらぎ)の会では、随時、今回のような特別イベントを企画してまいります。