年間行事

平成31(2019)年の
年間行事・イベントのご紹介

旧相馬家住宅が重要文化財に指定され、初めての年を迎えます。
皆様への感謝を込め、邸宅の魅力をあますことなく語る行事や、函館の歴史にゆかりのあるイベントをご用意。さらに2か月おきに変更する特別展示も、味わいのある品々をご覧いただけるよう整えております。
どうぞ、心ゆくまでご観覧ください。

開催時期 行事・イベント
4月25日(木) 重要文化財指定記念無料公開
重要文化財指定を記念して無料公開いたします。これまでいただいたご支援への感謝を込めて、皆様をお迎えいたします。

【日時】4月25日(木)AM 10:00~PM 4:00
※ご入館は、PM 3:30が最終時間となります。
※状況により入館調整をする可能性がありますので、ご了承願います。
5月26日(日) 越前琵琶と松前神楽を開催いたします。

【日時】5月26日(日)PM 3:00~PM 4:30
【定員】定員人数:60名
【料金】入館料・観賞料金無料
これまでの感謝を込めて、イベントご観覧者様は無料とさせていただきます。
【演目】
PM 3:00 ~ PM 3:30 越前琵琶:演者 高橋旭盛様
PM 4:00 ~ PM 4:30 松前神楽:演者 道南の神職の皆様
【内容】
○正倉院の宝物として大切にされていることでも有名な琵琶。琵琶には多くの種類がありますが、越前琵琶は平家物語を語る間奏などの流れをくんでおります。
演者である高橋旭盛様には、旧相馬邸時代の開館1周年記念行事という節目の際にも仙台からお越しいただきました。重要文化財としての一歩となる節目の年に、再度、高橋旭盛様をお招きいたします。大変歴史のある琵琶の音色をお楽しみください。
○松前神楽は、京都や出雲、東北地方などの影響を受けていると言われております。江戸時代には、旧松前藩の神職を招いて城中で行っていた大変格式の高い伝統芸能です。
平成7(1995)年12月26日には、国の無形民俗文化財として指定されております。
道南の神職の皆様が繰り広げる、洗練された演目で優雅なひとときをお過ごしください。
【お申込みについて】
・お申込み開始日:5月5日(日)
・お申込み方法:電話(0138-26-1560)またはFAX(0138-26-1646)にてお申し込みください。
※定員になりしだい、締め切らせていただきます。
7月4日(木) 角 幸博 先生 講演会
【日時】7月4日(木)PM 3:00~PM 4:30
【定員】定員人数:50名
【料金】入館料・参加料金無料 これまでの感謝を込めて、講演会のご参加者様は無料とさせていただきます。
【講演】
「北海道の歴史的建物と旧相馬邸-その魅力(仮題)」
【内容】
札幌市在住の北海道大学名誉教授・NPO法人歴史的地域資産研究機構代表理事・博物館網走監獄館長をお迎えし、「北海道の歴史的建物と旧相馬邸-その魅力(仮題)」についての講演会を開催いたします。
角先生には、重要文化財申請時の調査報告書作成時に、執筆・監修をご担当していただきました。この邸宅の隅々まで知り尽くす角先生から、旧相馬家住宅の魅力を存分に語っていただきます。
【お申込みについて】
・お申込み開始日:6月13日(木)
・お申込み方法:電話(0138-26-1560)またはFAX(0138-26-1646)にてお申し込みください。
※定員になりしだい、締め切らせていただきます。
10月18日(木) 江差屏風解説会
【日時】10月18日(木)PM 3:00~PM 4:00
【定員】定員人数:40名
【料金】入館料・参加料金無料
これまでの感謝を込めて、解説会のご参加者様は無料とさせていただきます。
【解説】
「江差屏風 / 小玉貞良(こだま ていりょう)作 18世紀中頃(江戸時代宝暦年間)」
【内容】
宝暦年間(1850~1860年代)のこと。松前藩で絵師として活躍した小玉貞良が、当時もっとも繁栄していた江差の町並み・ニシン漁・人々の様子を克明に描いた屏風です。当時の蝦夷地に住む和人の風俗などを知ることができ、大変貴重で歴史的にも価値の高い美術資料です。
現在、国内では2点の屏風の存在が確認されており、北海道内では旧相馬家住宅のみが所蔵しております。
【お申込みについて】
・お申込み開始日:9月18日(水)
・お申込み方法:電話(0138-26-1560)またはFAX(0138-26-1646)にてお申し込みください。
※定員になりしだい、締め切らせていただきます。
開催時期 特別展示
4月、5月 柿崎波響展

柿崎波響(かきざき はきょう)は、松前藩の家老でもあり江戸時代後期には画家としても活躍しました人物です。幼少から絵の才能を認められ江戸で絵画を学び、20歳に松前に戻ることに。
そして26歳の時、東蝦夷地クナシリ島のアイヌが和人を襲撃し、続いてメナシ地方(標津 ・羅臼付近)のアイヌも加わり「クナシリ・メナシの戦い」が起こりました。この戦を収めるために松前藩に協力したアイヌの酋長を描いた『夷酋列像』が、美術的に大変優れていると京都で大変な評判となり、光格天皇の叡覧に供されるほどでした。
当時の洛中で知れ渡った、柿崎波響の絵をとくとご覧ください。

〇「茶山翁居亭図」(簾塾図 掛軸)
波響が交流のあった 広島・福山藩の儒者「管茶山」の居宅を描き、同じく幕臣であった「岡本花亭」が賛文を記したもの。波響が代表作である「夷酋列像」を描いた以降の作品と思われます。
(管茶山:江戸時代後期を代表する儒学者で私塾、廉塾には一時、頼山陽が塾頭を務めました。)
〇「四季花鳥図」(松前藩が移封された柳川の四季を見事に描いた長さ5mの絵巻で、波響は花鳥絵のような細密な絵を最も得意としました。
〇「野菜の図」(波響、波藍、巴江、波鶩合作)
「蠣崎波響とその時代」点に出品されました。
〇「異酋列像」(フランス・ブザンソン美術歴史館許可による11人長老の作品)
〇平福穂案 「アイヌ家族団らんの図」  屛風・一隻二扇
6月、7月 〇 函館戦争・ラストサムライたち展
〇「ラストサムライ-榎本武揚・大鳥圭介・幕末三州・栗本鋤雲・西郷隆盛他」
〇「函館戦争錦絵・戦争前夜の函館市街写真」

明治元(1868)年に勃発した箱館戦争の歴史を紐解きます。
榎本武揚を中心とした旧幕臣は、臨時政府を樹立し函館五稜郭を占拠して官軍と約1年間戦いましたが、明治2 (1869) 年5月18日に降伏し戦争が終結しました。
このラストサムライを供養する碑が、函館八幡宮から登った場所にあり、毎年6月25日ころに「碧血碑」で慰霊祭が行われております。
この戦は、初代 相馬哲平の運命を大きく変えた出来事でもありました。
8月、9月 〇「江差屏風」
江戸時代中期、宝暦年間(1751~1763)年頃、ニシン漁を背景に勃興著しい江差の町とその周辺の賑会いが描かれています。(北海道で見られる唯一の真筆。)
北海道で初めて本格邸アイヌ絵を描いた、「小玉貞良」作です。

〇「夷寿絵」 わが国最古クラスのアイヌ絵巻  土蔵ギャラリー
熊送り儀礼(イオマンテ)の様子を中心に、アイヌの日常生活場面を描いています。
軸装に大陸渡りの「蝦夷錦」が用いられているのがたいへん珍しいものです。
「小玉貞良」作
10月、11月 土蔵ギャラリー展示
〇蝦夷島奇観  三巻
1800年ころ、幕府の役人「村上嶋之丞」が、和人により強制的に失われていくアイヌの風俗を憂慮して後世に残すため描いたといわれる。 原本は東京国立博物館に収蔵され多くの模写が存在します。
中でも著名なアイヌ絵師である「平澤屏斬」が有名で、本作品もその関連作品と言われています。
〇 松浦武四郎(1818~1888)
松浦武四郎は三重県出身の探検家・絵師・著述家です。ロシアの南下に危機を覚え、北海道に合計6回にわたり訪れ、膨大な調査記録を残しました。
そのなかにはアイヌの絵も多く残されており、その一部を展示いたします。
〇コロポックルの図  蕗の下の小さな人
誌の意味 「蕗の葉を屋根に うずくまる 山道の傍らミミズが蛇のように 泥の中をもがいている」
〇鶴の舞図
アイヌの代表的な舞。
〇丁詩・由宇羅津布日誌 (丁巳東西蝦夷山川地理取締日誌23巻)
国縫出立(8月20日)游楽部川見分、凾館帰着(10月14日)